車載電装部品の開発設計・試作・量産対応のご用命は日本ロックへ


株式会社日本ロック|Nippon lock japan 中文 English

 

こちらでは、製品紹介で出現した技術用語を説明しています。

 

技術解説用語集(順不同) 
リヤデフォガスイッチ
リヤウインドウの曇り止め熱線をON-OFFするスイッチ。
一方、フロントはダッシュボード上からフロントガラスに向けた送風口が曇り止めの役目を果たす。
一部寒冷地仕様車にはフロントデフォガスイッチが搭載されている。
エンジンストップスイッチ
別名「キルスイッチ」とも呼び、「キル」は「切る」という意味ではなく、KILL=殺すを意味するが、その名の通りエンジンを切るスイッチである。
このスイッチは転倒時などに燃料に引火しないように素早くエンジンを停止させるのが目的である。
スタータースイッチ
エンジンを始動するためスターターモータ(セルモータ)を回すスイッチ。
ディマースイッチ
ヘッドライトのHI-LOビームの切り替えスイッチ。
ウィンカースイッチ
右左折や進路変更の際にウインカーランプを点滅させるためのスイッチ。
自動車と違い、自動二輪車ではハンドルの回転角を利用してスイッチをキャンセルすることができないため、多くの自動二輪ではウィンカーのオートキャンセルは付いていない。
別名フラッシャースイッチとも言う。
ホーンスイッチ
警報音を鳴らすスイッチ。
パッシングスイッチ
消灯時やロービームで走行している時に一時的にハイビームを点灯することにより注意を促すためのスイッチ。
通常、スイッチノブを押している間だけハイビームとなり、放すとロービームに復帰する。
シフトスイッチ
主にビッグスクーターで四輪のAT車に設定されている「スポーツモード」と同様に手動でシフト操作を行うためのスイッチ。
4方向スイッチ
正方形等の平面的なノブを上下左右の4方向に押することができるスイッチ。
自動車のリモコンミラースイッチの他、ゲーム機などに使われる。
中間の45度方向へも操作できる8方向スイッチもあり、一般にノブがレバー(棒状)のものを「ジョイスティック」と呼ぶ。
格納スイッチ
自動車のドアミラーはボディから突出しているために、人がぶつかった時の安全性上から前方から強い力が加わると倒れる構造になっている。
これをモーターで強制的に折りたたむ構造とし、車内から作動させるスイッチが格納スイッチである。
タワーパーキングなど狭い駐車場へ駐車する時などに便利であるが、国産車以外ではあまり装備されない。
ロータリースイッチ
操作ノブを回転させて操作するスイッチ。
プッシュスイッチと比較して、誤操作しにくく、大容量の接点構造や防水構造が作り易いなどの利点ある反面、比較的高価でノブの突出量が大きくなりがちであるという欠点もある。
また、空調スイッチとして用いられる3連ダイヤルなど複雑な操作に対しては、直感的に分かり易いロータリースイッチが適している。
ウインドウロックスイッチ
幼児などが窓ガラスの昇降操作を行えないよう、安全のために運転席でロックするスイッチ。
ドアロックスイッチ
全席のドアの開閉操作ができないように運転席でドアをロックするスイッチ。
国内では車両が走行を始めると自動的にドアロックが施錠されるシステムが普及しているが、安全上ロック解除は自動では行わずに、運転者がドアロックスイッチを操作することによって解除するものが主流である。
パーキングスイッチ
車両を夜間駐車する際にパーキングランプ(駐車灯)を点灯させるスイッチ。
日本では路上駐車はほぼ不可能なこと、短時間であればスモールランプで代用できることから乗用車には現在装備されていない。
FNRスイッチ
FNRとはForward Neutral Reverse の略で前進・中立・後退を切り替えるスイッチ。
プッシュスイッチ
押しボタンスイッチのこと。
基本的な作動の違いでモーメンタリオルタネートの2種類がある。
自動車ではエアコンのON-OFF、内外気切り替え、ハザード、オーディオ関係など多く使用されている。
他のスイッチと比べて操作性が優れている反面、複数のプッシュスイッチが並ぶと誤操作しやすいという欠点もある。
防水が必要な機器などによく使用されるメンブレンスイッチ(シートスイッチ)もプッシュスイッチのひとつである。
プルスイッチ
プッシュスイッチとは逆で、操作ノブを引くことにより操作するスイッチ。
過去には自動車のライトスイッチやワイパースイッチとしても主流であったが、インストルメントパネル(インパネ)面からの突出量が大きいため安全性とデザイン性の点で問題があり現在では見かけなくなった。
蛍光灯で紐を引っ張って操作するスイッチもプルスイッチの一種である。
スイッチの節度
スイッチは、間違って操作することがなく、また、正しく操作したときにはそれを感じるように適度のクリック感を設けるのが一般的である。
このクリック感のことをスイッチの節度という。
節度は人間が感じる感覚的なものであるが、F-S特性により簡単に数値的な管理ができる。
F(force)をX軸、S(stroke)をY軸として描図すればスイッチの節度を表すことができる。
スライド接点
有接点スイッチの接点方式のひとつで、固定接点を設けた基盤に対して可動接点が摺動することにより接点の開閉を行うもの。
これに対して、固定接点を設けた基盤と対向する位置に可動接点を設けたものを「対向接点」という。
スライド接点の最大の利点は、スイッチが作動することにより接点面が掃除され(これをワイピング効果という)接点面に付着する異物や酸化皮膜を取り除いてくれるために接触不良が起きにくいことである。
このため自動車など使用環境条件の厳しい用途に適している。
スライド接点と可動接点
モーメンタリ
押しボタンスイッチで、ボタンを押している間だけ動作状態を維持し、手を放すと初期状態に復帰するものを、モーメンタリまたはモーメンタリ動作という。
「自動復帰型」或いは単に「プッシュスイッチ」と言うこともある。
保持が必要な用途であっても、スイッチはロックせずに、電気的に保持させた方が始動時に初期状態に戻すことができるというメリットがあり、オーバードライブスイッチなど、従来オルタネートだったものがモーメンタリに変更されることもある。
オルタネート
押しボタンスイッチで、一度押すと手を放してもその状態を保持し、もう一度押すと初期状態に復帰するものをオルタネート、またはオルタネート動作という。
「自己保持型」あるいは「プッシュロックスイッチ」ということもある。
自己保持させるためのメカニズムはいくつかの方式があるが最も一般的なのはハートカム式と呼ばれる方式である。
これはおおむねハート型のアイランドの周囲をピンがトレースすることにより、1回置きにノブがロックと解除を繰り返すものである。
ハートカムの構造
ラバコン
ラバーコンタクトの略。
本来は導電ゴムで作られた接点を意味するが、ドームと呼ばれる円錐形のシリコンゴムの内部に導電ゴム接点を設けたキースイッチの可動接点側を指す。
この可動接点と対向する位置にプリント基板の銅箔などで構成した固定接点を設けることによりスイッチが構成され、電卓やテレビのリモコンなど広く利用されている。
ラバコンの構造
F-S
Force-Strokeのことで、スイッチなどの操作ストロークに対する操作荷重の変化を、X軸をF、Y軸をSとしてグラフにしたものである。
操作力ーストローク特性とも言う。
ロードセル(荷重センサ)を使ったF-S測定器で測定する。
当社では、F-S測定器が一般的にはまだ無かった1980年台から、自社製のF-S試験機を開発ツールとして使用していた。
対向接点
有接点スイッチの接点方式のひとつで、固定接点を設けた基盤と対向する位置に可動接点を設けたもの。
絶縁劣化を起こしにくいため大容量のスイッチには向いているが、自動車など使用環境の厳しい輸送用機器などに使用すると接点障害が起きやすい。
これに対して固定接点を設けた基盤に対して可動接点が摺動することにより接点の開閉を行うものをスライド接点という。
NC
Normal Closeの略。
通常の状態でスイッチの接点が閉じている、即ち“オン”の状態となる。
これに対して、通常の状態でスイッチの接点が開いているものをNO(Normal Open)という。
ハッチゲート
ワンボックスやハッチバックの自動車の後部にある荷室のゲート。
人の出入りができない構造であっても「ドア」と呼ぶため、ハッチゲートのある4ドア車を「5ドア」と言う。
DINサイズ
DINはドイツ工業規格のことで、Deutsche Industrie Normenの略。
本来は車載用オーディオの本体取り付け面の大きさに関する統一規格で、縦50mm、横187mmと決まっている。
これを縦に2つ重ねた大きさを2DINサイズと呼び、この中間の1.5DINサイズというものもある。
またトヨタが採用するDINより幅が広いものを「ワイドDIN」と呼ぶ。
3連ダイヤル
自動車のエアコンパネルの形態で、温度調整、モード切り替え、ファンスイッチの3つのダイヤルで構成されたもの。
過去にはハイグレード車を中心にプッシュ式が主流となった時代もあるが、現在では操作性に優れる3連ダイヤルが主流となっている。
3連ダイヤルの変形バージョンとしてファンスイッチのみをスライドタイプにしたものや、プッシュスイッチをダイヤルのように配置したものなど、実際にはいろいろなものが存在する。
ダッシュボード
自動車室内の運転席及び助手席前方、フロントガラス下方の内装全体を指す。
ダッシュは「Dash」であり「突進する」の意味を持つが、馬車で馬をダッシュさせる際に足を踏ん張るために付いていた板から由来し、実際自動車でこれに近いのは「フットレスト」である。
また、ダッシュボードの中でも運転席前にあり、スピードメーターをはじめとする計器類が装備されている部分を「インパネ=インストルメントパネル」と呼ぶ。
また、助手席前にある小物入れを「グローブ・ボックス」と言い、過去には運転用のグローブをしまうところであったことがこの呼称からうかがえる。
センターコンソール
ダッシュボードの運転席と助手席の中央に位置する部分で、ダッシュボード上部から運転席と助手席のシート座面の間まで続く範囲をいう。
運転席と助手席のどちらからでも操作したり見たりすることができる位置であるために、上部には空調スイッチやオーディオ、ナビなどが設置される他、下部にはパワーウインドウスイッチ、シートヒータースイッチなどが設置される。
また、フロアシフト車のシフトレバー、サイドブレーキレバーなどの操作類が設置される部分でもある。
ステアリングホイール
ハンドル周囲の輪になった部分。
また、エアバッグが装着される中央部を「パッド」、パッドから突出しステアリングホイールを支える部分を「スポーク」という。
エアバッグ
自動車等の衝突時に衝撃をセンサで検知し、窒素ガスによって瞬時にバッグを膨らませる安全装置。
1990年代から急速に普及し、現在は運転席、助手席とも装着率はほぼ100%になった。
自動二輪車用や歩行者を守るためのエアバッグも研究開発されている。
AT
Automatic Transmissionの略。
日本語では自動変速車。
ハンドル径
自動二輪車のハンドルパイプの外径寸法。
一般的には7/8インチ(Φ22.2mm)であるが、アメリカンや大型車は1インチ(Φ25.4mm)が多い。
また、一部の車両に6/8インチ、1.25インチも存在する。
自動車のハンドルの径(太さ)は自動二輪のように規格寸法では無く、おおむねΦ25mm〜Φ32mmの範囲で様々なものがある。
外径についても同様にΦ360mm〜Φ390mmの範囲で様々なものが存在する。
傾向としてはスポーツタイプの車両ほど太く小さい傾向となる。
ウインカー
フラッシャーランプを指し、日本語では方向指示器。
電球のフィラメントが一つのものをシングル球、23Wと8Wなど2つあるものをダブル球といい、ダブル球はパーキングランプの機能を持たせることができる。
他の光源と同様にLED化が進んでいる。
レギュレータハンドル
窓ガラスの昇降を手動で行うためのハンドル。
バルブ
電球のこと。
アルゴンや窒素などの不活性ガスをガラスで封入し、中にタングステンのフィラメントを設けたもの。
ECU
Electronic Control Unitの略。
自動車の色々な装置を電子制御するためのマイクロコンピュータ。
本来はエンジン制御用のマイクロコンピュータで、「Engine Control Unit」の略であったが、現在では様々なデバイス制御にECUが使われ、高級車では1台に100個のECUが使われることもある。
モーターアクチュエータ
アクチュエータは「作動するもの」というような意味であり、油圧、空気圧、磁力などのエネルギーを運動エネルギーに変換するものの総称。
このうち、モーターアクチュエータと呼ばれるものは、入力された電気エネルギーをモーターにより機械的な作動に変換する装置である。
ドアミラー
自動車のバックミラーの内、左右のドアに装着されるミラーを指す。
現在、乗用車ははほとんどの車両がこのドアミラーである。
これに対して前方のフェンダーに装着するものをフェンダーミラーと言う。
過去には乗用車はフェンダーミラーを装着しなければならないという法規があり全ての乗用車がフェンダーミラーであったが、1983年にこの法規が廃止されてからは国際的にも一般的なドアミラーに急速に移行した。
センチュリーのような特別な車種やタクシー専用車などでは現在でもフェンダーミラーが使われている。
アウターハンドル
自動車のドアの外側に付く、ドアを開閉するためのハンドル。
国産車ではスマートキーに対応するアンテナを内蔵したものや照明を内臓したものなど高機能なものもある。
一方、スウェーデンのSAABは事故で車両が転倒した際にアウタードアハンドルにワイヤーを掛けて車体を引き起こすことができるほどの強度を持たせるなど、特殊なものも存在する。
トランス
Transformer(変圧器)のことで、一般的にトランスと呼ぶ。
電磁誘導を使って電圧を変換する装置。
電圧を変換することを変圧といい、変圧比はトランスの一次巻線と二次巻線の巻数比に等しい。
地磁気センサ
半導体磁気センサで、地球が出している南北の地磁気を検出するもの。
半導体磁気センサにはいくつか種類があり、従来はMR(磁気抵抗)素子が主流であった。
MR素子(磁気抵抗素子)とは、磁気の強さによって抵抗値が変化する素子であり、サイズ的に携帯電話に組み込むほど小さくするのは困難であった。
そこで登場したのがMI素子(磁気インピーダンス素子)でMR素子より小さくできるばかりでなく感度が高く、消費電力が小さいという特徴がある。
このMI素子を使った地磁気センサセンサの登場により携帯電話に搭載できるようになり、GPS利用技術と連動することで、向いている方向を常に画面の上になるように地図を回転させる「ヘディングアップ」が可能となった。
プリント基板
正式にはプリント配線板。
LSI、抵抗、コンデンサなどの電子部品を実装し、その部品を導体のパターンでつなぎ回路を構成するための部品。
硬質の板状絶縁体を使ったリジット基板と、柔軟性のあるフィルム状絶縁材を使ったフレキシブル基板がある。
「プリント」という名前であるが導電パターンを作る工法は必ずしも印刷ではなくエッチングのものが多い。
チップ部品
正確には表面実装部品で、SMDとも呼ぶ。
表面実装機(チップマウンター)で基板の表面に実装することのできるLSI、抵抗、コンデンサなどの電子部品。
ポテンショメータ
機械的な移動を電圧(抵抗)に変換する素子。
回転角を検出するロータリーポテンショメータと直線的な移動を検出するリニアポテンショメータがある。
従来オーディオの音量調整などに広く使われていた通称「ボリューム」もロータリーポテンショメータであるが、センサとして使われるものはバックラッシュがなく高精度であることが求められる。
バックラッシュ
直訳すれば「反動」であるが、機械用語としては若干違ったニュアンスで用いられる。
例えば噛み合ったA、B 2枚の歯車がスムースに回転するためには若干の「遊び」を設ける必要があるが、この「遊び」があるために歯車Aが動き始めた時や回転方向を変えた時に歯車Bは一瞬動きが遅れることになり、これをバックラッシュという。
MRセンサ
MRはMagnetism Resistanceの略で、日本語では磁気抵抗効果素子という。
磁気の強さによって抵抗値が変化する素子を使ったセンサ。
インジェクション成形
射出成形により製造される樹脂製品の工法。
成形機内で過熱溶解し液状になった樹脂を金型の中に注入後、冷却して取り出す。
熱可塑性樹脂の代表的な製造方法であり、自動車の電装品などの樹脂部品はほとんどがこのインジェクション成形である。
パソコンのキートップのように2色の樹脂を使ってインジェクション成形を行う「2色成形」も可能である。
2色成形のしくみ
インモールド成形
インジェクション樹脂の成形を行うときに、金型の間に印刷したフィルムを挟み込み、成形と同時に樹脂の表面にデザインを施す技術。
従来行っていた成形品に塗装し、印刷やレーザーカットを行う工法と比較すると工数が少ないため、安価に安定した製品ができるというメリットがあるが、イニシャル費用が大きく、ある程度大量生産の成形品に適している。
また、アルミ蒸着したフィルムを使って樹脂に金属感を出したり、木目印刷したフィルムを使うなどデザイン性においてもいろいろな可能性があるというメリットがある。
インモールド成形のしくみ
インサート成形
樹脂成型の金型内に金属部品などの異材質の部品をあらかじめセットし、そこに溶融した樹脂を充填して成型品をつくる工法。
通常、インサート成型では樹脂の一部に金属部品などが配置される。
これに対して金属部品などの一部に樹脂成型が行われるものをアウトサート成型という。
アルミ蒸着
真空の容器の中で、アルミを高温で蒸気状にし、これを樹脂フィルムなどの表面に付着させて薄膜を形成する工法。
それを用いた製品としては一般的なものとしてポテトチップスやお茶の包装袋などがあるが、湿気・臭い・光・温度を防ぐ役割がある。
車載においてはランプやスピーカーの一部分に使用されることがあるが、当社のCDIのケースはアルミ蒸着(アルマイト加工)によるものである。
夜間照明
自動車や産業機器の電装部品において、夜間や暗い場所でもスイッチのノブなどの操作部位やメーターなどの表示部位が視認できるようにするための照明。
ノブの裏面から光を照射して必要な部分を光らせる「透過照明」が主流である。
必要な部分だけに光を透過させるために、レーザーカットやインジェクション成型(2色成形)、インモールド成型、特殊印刷などの技術が利用され、必要な部分の肉厚や素材を変えるなどの工夫がなされている。
輝度
発光する光源または、透過照明などによって二次的に発光する二次光源が、特定方向に放出する光のエネルギー(強さ)を評価する測光法。
単位はcd/m2(カンデラ平方メートル)が使用される。
輝度の測定には「輝度計」が使われるが、色調も同時に測定したい場合は「色彩輝度計」が使われる。
自動車業界では輝度・色度の標準測定器として一般的に(株)トプコンBM-7(BM-7A)が使用されている。
トプコン輝度計BM-7A
照度
ある光源が照射した光が机や床などに入射する際の単位面積あたりの光束の量を示す単位。
lx(ルクス)で表される。
輝度が光源自体の放射する光のエネルギー量を表すのに対して、照度は光が当たった面の明るさを表すという違いがある。
LED
Light Emitting Diodeの略で「発光ダイオード」とも呼ばれる。
バルブ(電球)と比較すると寿命が長いのが特徴で、発熱が少なくコンパクトにできるというような大きいメリットがある。
このため自動車に関してはバルブからの置き換えが急速に進み、近い将来はヘッドライトを含む全ての光源がLED化することがほぼ確実となっている。
また、建築物や住宅においても従来の蛍光灯や電球に変わる光源として注目されている。
ブルーのLEDが実用化されたことにより、RGBといわれる光の3原色(赤・緑・青)が揃い、理論上はどんな色調もつくることが可能になった。
LEDはpn接合と呼ばれる構造のダイオードであるが、耐電圧は通常のシリコンダイオードに比べると非常に低く、逆電圧を加えると数ボルトで破壊してしまうため整流素子として使えないため、必要に応じて保護回路を用意しなければならない。
車載用途においては、寿命が車両本体の寿命(通常10年)を超えるため、交換できる構造にする必要がないという点も大きいメリットで、これがデザインの自由度向上に貢献している。
LCD
Liquid Crystal Monitorの略。
電圧を印加することにより分子の向きが変わり、光の透過率が変化する液体を2枚のガラスなどの間に封入した表示装置。
消費電力が少なく非常に薄くできるという特徴があり、従来はリストウォッチなどに用途が限られていたが、現在では大型化が可能となりテレビやパソコンのモニターに使用されている。
液晶自体は発光しないため暗い所では見えないことから光源が必要となる。
LCDは大きく分けて、反射型と透過型の2種類があり、反射型は自然光などの前面からの光により視認するものを指す。
反射型は後面に設けたバックライトの光により視認するものを指す。
現在流通する多くのLCDは透過型であるが、昼間の屋外では視認性が低いという欠点があり、半透過型というものも開発されている。
インジケータ
直訳は「指示器」であるが、通常はスイッチが「ON」などの操作状態になっていることを示す照明部を指す。
例えば自動車の空調スイッチでは、A/Cスイッチのノブにインジケータがあり、ここが緑色に光っていればエアコンが入っていることが分かる。
インストルメントパネル
運転席前のハンドルの奥にあり、一般的にはスピードメーターをはじめとし、燃料計などの計器類やウォーニングランプなどが装備されている部分で、インパネと略すことがある。
バックモニター
車両の後方に設けたカメラの画像を運転席のモニターに写し出す安全装置。
ナビと一体化し、シフトレバーをR(リバース)に入れると、自動的にナビ画面が後方監視カメラの画面に切り替わるものが普及している。
ドライブレコーダー
車のルームミラー部などに進行方向を向いた広角カメラを設置し、事故が起きた時に衝突の前後数秒間の動画と共に音声を記録する装置。
飛行機で言えばフライトレコーダーに相当する。
事故の状況を客観的に解明することができ、事故の損害に関する不当な請求を無くし処理が敏速になる。
タクシーやバスなどの業務車両から普及し始めたが、自家用車にも搭載されるようになった。
ドライブレコーダーを付けることにより、自分の運転も常に監視されていることにもなるため、安全運転に対する意識が高まり事故が大幅に減少するという報告もある。
AES
汎用樹脂とエンジニアリング・プラスチック(成形体として使われる工業用プラスチック)の中間的なポジションにあり、一般的な構造部品や外観部品の素材としてよく使われる樹脂。
このような樹脂の代表的なものとしてABSがある。
ABSはアクリルニトリル・ブタジエン・スチレンの3つのモノマー(ポリマーの基本構造の構成単位)を重合させたものであり、強度など標準的な物性を備え成形性もよいが、ブタジエンは屋外で使用すると劣化する。
これを劣化しにくいエチレンプロピレンに置き換えることにより耐候性を改善したものがAESである。
基本的な物性はABSと同等である。
ポリカーボネート
ドイツのバイエル社が開発した熱可塑性プラスチックのひとつ。
ナチュラル色が透明であるため、自動車のヘッドライトカバーや導光レンズなどに使用される。
平均して優れた物性を示すため自動車関係だけではなく、医療、光学などの分野においても広く使用されている。
同じ透明プラスチックのPMMA(アクリル)と比較すると、耐衝撃性や耐熱性が優れる反面、表面硬度、耐薬品性、導光率は劣る。
ポリカ、PCなどとも呼ばれる。
ポリアセタール
単にアセタールと呼ぶこともあり、略号はPOM。
強度、弾性、耐薬品性に優れた材料であるため、自動車の機構部品などに多く使われる非常にポピュラーなエンジニアリングプラスチックである。
また、摺動摩擦も小さいため歯車や軸受けなどにも適している。
一方、成型時の収縮率が大きいなど、外観部品には適さないことがある。
デュポン社の「デルリン」、ポリプラスチック社の「ジュラコン」が有名。
硬質塩ビ
ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride、PVC)のことで、一般的な汎用プラスチック。
可塑剤を加えて硬さを自由に変えることができる他、耐候性の優れたものなど色々な種類があるため用途は広い。
一時期はダイオキシンの発生源と考えられて使用が制限され社会問題とまでなったが、現在では塩素と炭素が含まれるものを焼却する際に不完全燃焼するときにダイオキシンは発生すると捉えられ、焼却技術の向上やリサイクル活動などによって解決する方向にある。
エラストマ
一般的には熱可塑性エラストマ(Thermoplastic Elastomer)を指し、ゴムと樹脂の中間的な性質を持つ高分子化合物。
ゴムのように柔らかく弾性があるが、樹脂と同じようにインジェクション成型で作られる。
気泡体
樹脂の中にたくさんの気泡をつくることにより比重を小さくしたフロートの材料。
表面は堅牢で180℃の油中で使えるなど耐久性に優れている。
気泡には独立気泡体と連続気泡体があり、独立気泡体であれば割れても液体がほとんど進入しないため沈むことがない。
気泡の量をコントロールする技術によりさまざまな比重のフロートが作成できる。
デジタルマッピング
本来は航空写真などによる地図情報をデジタル形式で測量し、デジタルデータによる地形図を構築する作業や、3Dグラフィックで表面形状のデータに別の画像データを貼り付けることで質感を表現することを指すが、ここでは、デジタル回路において一定の間隔ごとに異なった条件を割り当てることをデジタルマッピングと言う。
HMI
ヒューマン・マシン・インターフェイスの略。
人間と自動車・産業機器などの接点となるインターフェイス製品のことであるが、人間の運動特性、視覚特性の検討に基づき、誤操作が無く、使いやすく、疲れないように設計する開発の取り組みを指すのが一般的である。
本来は、車両の乗降、運転席の視界、ノブやペダルの配置など範囲は非常に広い。
スイッチや操作ノブにおけるHMIは当社の得意分野であり、操作部の位置、形状、操作方向、ストローク、荷重などを最適設計することが求められる。
オートクルーズ
自動車の一定速度維持装置。
一度速度を設定すると道路の勾配や風向きに係わらず一定の速度を維持し、ブレーキやアクセル操作をするとキャンセルされる。
高速道路などで一定の速度で走行できるときには便利である。オートドライブともいう。
ハンズフリー
自動車等の運転中に、ヘッドセットや車内に装備したマイクとスピーカにより携帯電話の通話を行う装置。
2004年の道路交通法の施行により、運転中に携帯電話を手で持って通話することが禁止されたため一気に普及が加速した。
片手が塞がることより、会話そのものが運転に対する注意を散漫にするため危険であるという報告もある。
shift-by-wire
自動車のシフトレバーを従来のメカ式から電気式に換え、シフト操作を電子制御にするシステム。
具体的には、ギアやクラッチ等の大きな部品で担っていた機構を、電気電子的な仕組みに置き換えることを指す。
メカ式のシフトレバーと比較して設計の自由度が増し、従来の方式ではできなかった配置やデザインが可能となる。
例えば、F1にも採用されている「パドルシフト」もその例である。
これは、ステアリングに設けられたパドルと呼ばれるレバーを指で操作することによりシフト操作をするもので、ハンドルから手を離さずに操作できるというメリットがある。
イモビライザー
キーに埋め込まれたトランスポンダと呼ばれる電子チップが有するIDコードと、車両のIDコードを照合し、一致しなければエンジンの点火系を遮断し、始動ができないようにした盗難防止システム。
複製をつくることはほぼ不可能で、仮にドアロックを解除し運転席に乗り込んで配線を直結しても、正規のキーが無ければエンジンは始動しないため盗難防止効果は大きい。
実際に盗難率の高い車種にある年度からイモビライザーを搭載したところ、盗難件数が明らかに減少したという報告もあがっている。
イグニッションコイル
ガソリンエンジンの点火プラグに火花を飛ばすための高電圧を発生させるコイル。
一次側に電圧を印加することにより二次側に高電圧を発生させる。一種のトランスである。
点火プラグ
「スパークプラグ」、または単に「プラグ」ともいう。
エンジンのシリンダーヘッド内に電気火花を発生させ、ガソリン(正確には燃料と空気の混合気)に着火するための部品。
トランスミッション
トランスミッション(transmission)とは伝達を意味し、受信機を意味するレシーバーに対して送信機をトランスミッションと言うが、ここでは、動力伝達装置のひとつである変速機のことを指す。
エンジンの回転数を最適な回転数に変換して駆動軸に伝達する装置である。
国内では従来の手動変速機は一部の車両のみとなり、自動変速(オートマチック)が主流であるが、変速ショックのない無段変速機(CVT)や、自動変速機(AT)であっても手動変速が選択できるスポーツモード付き自動変速機(AT)など、色々なバリエーションが存在する。
変速比
減速比とも言い、トランスミッションのギヤ比のこと。
一速が最も減速比が大きく、力はあるがスピードは出ない。
逆にトップが最も減速比が小さく、スピードは出るがパワーはない。
リターダレバー
リターダとは、ブレーキペダルで操作する主ブレーキとは別に設けた補助ブレーキの総称で、この補助ブレーキを操作するのがリターダレバーである。
ディーゼルエンジンの補助ブレーキは排気ブレーキと呼ばれるものが一般的で、これは排気管の中間に弁を設け、この弁を閉じて排気ガスを通過しにくくすることで強力なエンジンブレーキを発生させるものである。
産業機械の他にも大型トラックやバスにも装備され、主ブレーキのフェードや磨耗を低減させるのが主な目的である。
フェード
長い下り坂などでブレーキを使い過ぎることにより、過熱してブレーキの効きが悪くなる現象。
CD
CostDownの略。
日本語では「原価低減」で、正しくは売る価格ではなく買う価格を下げることであるが、CS(顧客満足)を高めるためにも必要な活動となる。
開発支援
当社においては自社で生産する製品の開発ではなく、客先などで生産する製品の設計・試作のみを受託して行う業務を指す。
また当社では、生産品の設計だけではなく、展示会やプレゼンテーション用のコンセプトモデルなどに関しても開発支援の受託を行っている。
産業機器
一般的に産業界全般における作業機械を指す。
当社では主として建設業、農業、製造業で使用される機器を示し、その中でもオペレータが乗って操作する乗用機械が中心となるが、一部非乗用機械も含まれる。
具体的には、建設業では油圧ショベル、ホイールローダーなどが挙げられる。
農業ではトラクタ、コンバインなど、製造業ではフォークリフトなどが挙げられる。
デジタル
状態を数値化して処理する方式。
1(ON)と0(OFF)からなる2進数を基本とし、その中間が無いためデータが劣化しないという特徴があり、コンピュータ制御に向いている。
アナログ
状態を量として処理する方式。
デジタルに比べてデータが劣化しやすいという欠点はあるが、直感的に量を認識しやすいという特徴から、旧来の方式であるが操作系では見直されることがある。
充電器
化学反応を利用した電池のうち、使用後に外部から電力を供給することにより元の状態に復帰させることが可能なニッケルカドニウム、リチウムイオンなどの電池を二次電池と呼ぶ。
充電器は、この二次電池を家庭用の100Vコンセントなどから充電するための装置を指す。
リセプタクル
電気機器の電源プラグをつなぐ差し込み口のこと。
一般的にはコンセントと言うが、これは和製英語である。
ブレーカー
配線遮断器。
過負荷やショートなどで過電流が流れたときに回路を遮断することによって器具や電線を焼損から守るために設けられる安全装置。
ヒューズと目的は同じであるが、ヒューズは一度遮断したら新品に交換しなければならないのに対し、ブレーカはノブを戻したり、ボタンを押したりすることでリセットできる。
タンピングランマー
土木建設工事等で、ローラー車などの重機が入れないような狭い場所や、比較的小さい工事現場で地面の土や砂利を固めるための装置。
通常は、上部に搭載したエンジンで、下部に設けた衝撃板を上下動させる構造であり、オペレータはエンジン上部のハンドルを持って機体を操作する。
近年はハンドルに伝わる振動はかなり改善され、排気音も小さくなる等、オペレータの負担が軽減される設計になっている。
ホッパー
作物、鉱物などの貯蔵槽。
一般的に四角い箱状のもので下部はジョウゴのようにつぼまり、そこに設けられた蓋を開閉して積載物を落下させる構造になっている。
浜松ものづくり大賞
浜松商工会議所、日本工業新聞社の共催により浜松総合展示館で毎年開催される展示会「浜松ビジネスウィーク」(旧名称:ハイテク浜松)は1971年から開催されている歴史ある県内最大級の展示会である。
「浜松モノづくり大賞」は2000年より設定され、この展示会出品企業の中で特に優れた製品を出展した企業数社に贈られるもので、「大賞」はその中でも最高賞となる。
ボッシュ社
ドイツの自動車電装メーカー。
1886年に機械技術メーカーとし創業し、自動車メーカーより歴史が古い。
自動車に搭載される様々な電装品はECUをはじめ、ブレーキ、ワイパー、ホーンにまで及ぶ。
また産業機器、建築分野など多岐に渡り技術とサービスを提供するグローバル企業である。
従業員数は世界で約 26万名で、売上は日本円で約6 兆円(2006年度)。
http://www.bosch.co.jp/content/language1/html/
MOMO
イタリアのミラノに本社を置く自動車用製品メーカーで、1966年の創業。
レーサーのジャンピエロ・モレッティが自分で使うためにレースカーのハンドルを作ったのが始まりで、グリップが非常に優れていた。
レースで優勝したフェラーリがこれを採用していたことで一気に有名になった。
その後、レース用だけでなく一般車のハンドルも製造されるようになり、日本のメーカー向けの製品も作っている。
現在は自動車製品だけではなく、二輪用のヘルメットや時計なども手がけているが、デザイン性の高さは定評がある。
http://www.momo.it/
ティディエス株式会社
DCソレノイドの専業メーカーで1962年の創業。
情報機器、事務機器、自動車関連、医療機器などに使われる約1000種類を超えるソレノイドを生産し月産数は700万個に及び、国内シェアはNo.1である。
世界的に見ても単一メーカーとしてはトップクラスとなる。
本社は長野県岡谷市で主要生産拠点は秋田県、中国広東省。
http://www.tdsjp.co.jp/
〒430-0036 静岡県浜松市浜北区横須賀300 TEL 053-586-1476 FAX 053-586-5786

NIPPON LOCK Co.,LTD All Rights Reserved.